当社グループは、EV（電気自動車）のワイヤレス充電システムの開発・生産を展開するWiTricityCorporationと、今後の協力関係に関する基本合意を締結しました。今後は、WiTricityの日本展開における事業パートナーとして、WiTricity製品の輸入・販売業務などに取り組みます。今回の基本合意締結により、EVへのワイヤレス充電システムの提供が加わることで、第三次中期経営計画で掲げたビジョンのもと、法人・個人における脱炭素化に向けたサービスメニューの強化を実現してまいります。

LPガスの採掘から最終消費までのライフサイクルで排出されるCO2排出量を、クレジットの購入によりオフセット（相殺）することで、CO₂排出量を実質ゼロとするLPガスである「ミライフカーボンニュートラルLPガス」の販売を、全国のミライフで開始しました。将来的には、エネルギー消費に付帯する事業所内で発生する全てのCO２排出量に関する課題を一元的に解決可能とし、ユーザーのニーズに合ったベストミックスのサービス提供を目指してまいります。

シナネン㈱は新設した太陽光発電所で調達する再生可能エネルギー由来の電力を、東京アライドコーヒーロースターズ㈱とグローブライド㈱へ供給することに合意しました。両社の温室効果ガス排出量の一層の削減に向けて、シナネン㈱がオフサイトコーポレートPPAの仕組みを用い、再生可能エネルギー由来100％の電力供給を行ってまいります。再生可能エネルギー導入により、脱炭素化推進に貢献するとともに、オフサイトコーポレートPPAの太陽光発電だけでは不足する電力については、再生可能エネルギー発電所由来の非化石証書を付与することで、100％再生可能エネルギーの使用を実現してまいります。

経済産業省が主導する「GXリーグ」は、2050年カーボンニュートラル社会の実現と社会変革を見据えて、GX（グリーントランスフォーメーション）への挑戦を行い、現在及び未来社会における持続的な成長実現を目指す企業が、同様の取り組みを行う企業群や官・学と協働する場です。2023年度からの「GXリーグ」の本格稼働に合わせ、このたびシナネンホールディングスグループとして参画し、総合エネルギーサービス企業グループとして、GXに向けた取り組みを積極的に推進し、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。